写真:美しい木の家

わたしたちの家づくり

 わたしたちが作りたい「家」は、流行りのデザインや機能や便利を求める「家」ではないかもしれません。暮らしの中で言うと、シワにはなるけど長く着られるコットンのシャツや手入れは必要だけど長く使える鉄製のフライパンのような「家」がいいと考えます。

 たとえば、無垢の床は、普通に生活しているとどうしても傷がつきます。よっぽどひどければ鉋で削ってしまうこともできますが、少々の傷はそのまま時間を経て味に変わっていきます。少々の手入れは必要だけど、長く住める、飽きのこない「家」。

―それが、わたしたちの作りたい「家」です。

 

長く住める飽きのこない「家」とは?

1.本物にこだわった家づくり

わたしたちのつくる「家」は、できる限り「本物」の素材を使いたいと思っています。

「本物」というのは“工業製品や既製品ではないもの“のことです。

たとえば、内装の壁にわたしたちは”漆喰塗り“をお勧めします。職人が道具を使って仕上げる漆喰壁には既製品には無い風合いが出ます。コストや手間を考えるとはるかにクロス張りのほうが簡単です。柄クロスなどは特にそうですが、20年後には廃番になっていたり、柄にも流行りがあってお住まいになる方が飽きてしまってお部屋全体の張り替えをされることも多々あります。”漆喰塗り”は、経年劣化でひび割れや汚れがあっても部分的に塗り直しができ、そして、ご家族の暮らしに馴染みやすくシンプルなので、いつまでも飽きません。

 

2.木にこだわった家づくり

「家」の素材の中で大半を占めるものが木材です。

梶谷建設は、昭和8年に梶谷製材所として創業しました。現在も木材は、梶谷製材所にて仕入、製材、プレカット加工まで行い、一本、一本厳選して仕入れた木材を職人の手で愛着を持って加工しています。

使用する木材も加賀スギや能登ヒバなど地元の木材を中心に使用しています。

昔の住宅は、お客様自身で自分の山を持っていてその木を使うということも多々ありました。

しかし、高度成長期に外国材が使用されるようになって、日本の林業がどんどん衰退していきました。近年の土石流災害が多発しているのには森林が大きく関係していると言われています。国は税金を使って森林の間伐をして森を守ろうとしていますが、それでは日本の林業が貧弱になるばかりです。日本の林業を少しでも支えられたらという想いで、わたしたちは積極的に地元の木材を使用しています。また、地元で育った木で作られた「家」が地元の環境に一番適していると思っています。

写真:こだわりの木材

 

3.匠の技を大切にしたい

わたしたちのつくる「家」は匠の職人の技の集合体です。

大工さんはもちろん、左官職人、建具職人など職人技が集結して、はじめて私たちの「家」が出来上がります。たとえば、建具職人の作った建具は、既製品にない趣があります。

職人の“手仕事”のものに触れ合って暮らすことが、どこか日々の豊かさを生むと思っています。

和室が少なくなった昨今は、欄間などの細かい細工の建具を見ることは少なくなりました。建具職人の技を魅せる機会が少なくなってきています。

大げさですが、匠の技を後世に繋いでいくことの一助になりたいと思っています。

写真:手作りの建具

 

4.家づくりはそれぞれ

無垢の木の家

「家」を建てたいと思われている方はどんな理由からでしょうか。

・子供が大きくなって手狭になったから。
・親と同居することになったから。
・子供たちが巣立って自分たちの生活しやすい家が欲しくなったから。

皆さんそれぞれの「家」を建てたい理由があります。家族構成やこれからどんな“住まい方”をしたいかは、お客様それぞれ違って当然です。そして、20年後・30年後にご家族の変化によって“住まい方”の考えが変わってきて当然です。

わたしたちは、お客様の今の“住まい方”をお聞きするのはもちろん、将来どんな風に“住まい方”が変わるかを予測して、ご提案します。

たとえば、子供部屋は広くとる必要はあまりないと思っています。お子様が小さいご家族であれば、ゆったりとした1部屋で将来的に家具や壁を作って仕切れるようにすることをお勧めしています。

「家」に子供達が住まう期間は、長くても20年足らず。お子様が独立された後のお部屋は物置きとして使うぐらいで、あまり用途が無い部屋になりがちです。私たちは、その空いてしまった子供部屋もご夫婦の趣味部屋にされたり、“変化”に対応できる間取りや構造をご提案します。そして、長い年月が経って、住む方の代が変わっても手を加えつつも住み継げる住まいでありたと思っています。

 

5.家づくりのデザイン

大屋根の家

「家」の外観や内装のデザインには、年代ごとに流行りがあります。わたしたちの作る「家」は流行りのデザイン住宅ではないかもしれません。もちろん“時代遅れ”であってはならないと思っています。20年後に見て「あの外観の家、昔流行ったね。」と言われない、月日が流れても飽きのこない「家」のデザインしていきたいと思っています。

 

6.家づくりの工法や性能

家づくりを検討されている方は、多くのハウスメーカーの展示場を見て回って、インターネットでどこの会社がいいか調べて検討されている方が大半だと思います。

多くのハウスメーカーは、高気密高断熱の断熱性能の高い家を性能のいい家と言っているかと思います。

わたしたちの作る「家」では、“エアパス工法”という工法をお勧めしています。わたしたちがお勧めする“エアパス工法”は、その考えに少し相反するのかもしれません。

高気密高断熱の家は外部環境から遮断し、室内をエアコンなどの機械設備で温度管理するのですが、エアパス工法は、季節によって小屋裏と床下の換気口を開け閉めし、夏は外壁内にこもった熱気を外へ出し、冬は空気を閉じ込めて断熱性を高めます。壁体内の空気が動くので、木造の家の大敵である「壁体内結露」も防ぎます。

この“エアパス工法”は、「家」の構造体を長持ちさせることができ、私たちの目指す長く住める「家」の考えに合致したのです。

時代とともに「家」に求める価値は、変わってきていますが、その時代の動向を知り、学び、新しい技術も私たちの作る「家」に必要だと思うものは、積極的に取り入れていきたいと思っています。

エアパス工法の家

わたしたちの作る「家」は、そんな想いがあって作ります。
そして、ご家族の愛着や想い出が「家」には宿って、他にはないお客様だけの「家」になっていくのだと思います。

 ご家族に寄り添い、ずっと「家」を守れる存在でありたいと思っています。

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